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いつかは4×5、いつかは中判デジタル企画

2017.07.07

2017年度研究会誌「文化財写真研究Vol.8」にて取りあげました、「廉価?」中判デジタルの撮影データを公開いたします。
相次いで発売されたミラーレス2機種と、従来型の一眼レフ1機種の中判デジタル3機種を実写比較しました。

比較写真リンクはそれぞれ下記のリンクからジャンプできます。

褐色土器撮影時の比較
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?field=8

陶磁器・ガラス撮影時の比較
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?field=7

平面・厚みのある冊子撮影時の比較
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?field=6

出土遺構撮影時の比較
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?field=5

建造物撮影時の比較
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?field=4

Hasselblad X1D スタジオライティング・カラーチェッカー

2017.07.07

ファイル 26-1.jpg

スタジオライティング・カラーチェッカー撮影
画像をクリックするとフルサイズJPG画像を表示します。

RAW(DNG)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170417_X1D_5761.DNG

FUJIFILM GFX50s スタジオライティング・カラーチェッカー

2017.07.07

ファイル 25-1.jpg

スタジオライティング・カラーチェッカー撮影
画像をクリックするとフルサイズJPG画像を表示します。

RAW(DNG)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170417_GFX_5755.DNG

PEXTAX 645Z スタジオライティング・カラーチェッカー

2017.07.07

ファイル 24-1.jpg

スタジオライティング・カラーチェッカー撮影
画像をクリックするとフルサイズJPG画像を表示します。

RAW(DNG)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170417_645Z_5749.DNG

建造物・トリミング有り撮影比較

2017.07.07

やや明るさのある状況で撮影しています。こちらも発掘遺構と同じくグレーカードで色温度のみのコントロール。

3機種ともS=1/125sec.、f=13
レンズは発掘遺構と同じ45mmを使用。

テクニカルカメラのようにライズ操作で建物を真っ直ぐに立てることが出来ません。従って見上げ撮影はせずにカメラを垂直に立てた状態で被写体部分をトリミングし、約2400万画素程度の画像となっています。RAWデータをダウンロードして確認すると分かると思います。
アオリ撮影が出来ないカメラではセンサーサイズと画素数の余裕があると変形の画像処理を避ける事が出来ます。

こちらも発掘遺構と同じく埋込プロファイルを使用し、各機種の色再現に違いが出ています。GFXは白色の壁色にも赤系のかぶりが少し出ていますが、コントラストは高めで明瞭感があります。645Zは最も彩度が低く感じますが、その分屋根上の金色装飾(宝珠)の分離が良好となっています。X1Dは彩度があり色のバランスも整っており、この種の被写体では非常に良好な再現をしています。

Hasselblad X1D 建造物トリミング有り

2017.07.07

ファイル 23-1.jpg

建造物トリミング有り撮影
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RAW(3FR)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170418_X1D_5906.3FR

FUJIFILM GFX50s 建造物トリミング有り

2017.07.07

ファイル 22-1.jpg

建造物トリミング有り撮影
画像をクリックするとフルサイズJPG画像を表示します。

RAW(RAF)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170418_GFX_5900.RAF

PEXTAX 645Z 建造物トリミング有り

2017.07.07

ファイル 21-1.jpg

建造物トリミング有り撮影
画像をクリックするとフルサイズJPG画像を表示します。

RAW(DNG)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170418_645Z_5902.DNG

出土遺構撮影比較

2017.07.07

曇天での石組溝遺構撮影。
実際の使用を想定してグレーカードで色温度のみをコントロールしています。

3機種ともS=1/30sec.、f=11
レンズ
645Z   FA645 45mm F2.8
GFX     GF32-64mmF4 R LM WR
           (45mm使用)
X1D    XCD 3,5/45 mm

本テストではカラーチェッカーによる色管理はせずに、カメラの埋込プロファイルを使用しています。
CameraRAWでのレンズプロファイルがテスト時点(2017年4月)ではそろっていないので、全機種レンズプロファイル補正は実施してません。

いずれの機種も中央部での再現性は良好。埋込プロファイルだと各機種の色再現の違いが大きく出る被写体です。
周辺部を拡大すると文書等平面被写体で確認出来た被写界深度の違いと同じく、X1Dの被写界深度が最も深いことがわかります。関連する現象と思われますが、周辺光量の低下もX1Dが最も大きい結果となった。
全体的な彩度は645Zが最も低く感じます。逆にGFXの彩度は少し高めで同時にコントラストも高めに感じる結果となりました。

Hasselblad X1D 出土遺構

2017.07.07

ファイル 20-1.jpg

出土遺構撮影
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RAW(3FR)ダウンロード
http://www.maishaken.jp/images/testraw/170418_X1D_5888.3FR

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