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効率よい暗室作業
日時: 2003/05/26 11:04
名前: 研究会会誌より < >
参照: http://maishaken.sakura.ne.jp/

R/Cタイプの印画紙を、手処理する際、定着後の水洗処理が面倒であるので、かなりの数量の印画紙を、水の入ったバットにためておき、作業の終了時に、まとめて水洗いします。この時、水の中につかっている印画紙に、始めと終わりでは2時間〜5、6時間(作業量で異なります)の時間差ができます。このような状況の中、印画紙を長時間水中につけておくことは印画紙にどのような影響を与えているのでしょうか?また、このように長時間暗室作業を行うときに、効率よく作業を行う方法はあるのでしょうか?
メンテ

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Re: 効率よい暗室作業 ( No.1 )
日時: 2003/05/26 11:05
名前: 研究会会誌より< >
参照: http://maishaken.sakura.ne.jp/

 定着処理したR/C印画紙は流水で数分程度水洗いすればよく、長時間つけておくのは印画紙のためには余りよいことではありません。
 長時間つけることによって印画紙の切断面から水がしみこみ乾燥後の平面性に問題がでてきます。又、長時間つけておくだけというのは、水洗ムラ(この場合は定着液が表面に残っており、これが重なっているため画面にムラができやすい)を引き起こすためにやめるべきです。R/C印画紙はもともと短時間に処理を行うように つくられているため、このようなことはさけるべきです。従って、多くの枚数をこなすときでも、ある程度の枚数になったら水洗、乾燥を行う。又、1枚ずつ処理をするのではなくある程度の枚数をためて、1ブロック単位として処理をすれば(例えば、30枚ぐらいの単位で現像、停止、定着、水洗、乾燥まで行ってしまう方法)よい。
 できれば現像液に浸し始めてから乾燥までの時間(1バッチ)は、30分以内に済むようにしたい。
メンテ

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